皆さんこんにちは。フロリダ州オーランド在住のジモッティです! このブログでは、海外での生活や世界情勢のこと、ビジネスやそのマインド、自分のレストランについてなどを幅広くお届けしています。よろしくお願いします。
今回は自分のビジネスを持つ際の注意点を挙げたいと思います。
タイトルに「ビジネスは自分を中心に」と記載していますが、これは何も自分だけ儲かれば良いとか、自己中心的で良いという意味ではありません。まずはそこを勘違いなさらないで頂ければと思います。
「自分を中心に」というのは、自分からビジネスを発生させるという意味です。
例えば海外に住んでいる私の様な立場ですと、貿易の間に入るビジネスを行っている方がいます。
自分が直接貿易に絡むというよりは、相手同士をくっつけてコンサルの様な立場に位置し、貿易額の数パーセントを中抜きする様な形です。(食品業界なんかには多いのです。)
もちろんこれ事態が悪いわけではないのですが、A社とB社の間に入っているCという立場上、幾ら契約を結んでいたとしても途中で裏切られてしまう可能性もあります。(以前に古着の卸をしていた際に私もそれをされた事があります。)
また、A社もB社もそれぞれが上手く行っているから成り立つものの、どちらか一方の業績が悪くなると貿易が止まる事もあります。そうすると中抜きの仕事も同時に止まりますので一円も稼げなくなってしまうわけです。
つまり、他者に依存する部分が多いので、自分でコントロール出来ない事がそもそもハイリスクだという弱点があるのです。
自分では在庫もオフィスも必要無いですし、必要なのはコネと交渉力くらいで、その分野である程度の経験がある人であれば案外誰でも可能なビジネスです。効率も良く稼げますし、軌道に乗れば大きな金額も稼げます。しかし、この「ある日突然収入が途絶えるかもしれない。しかも誰かの都合で!」というのはちょっと怖いですよね。
ですのでそれはそれとして行いながら、自分から発生するビジネスというのも同時に持つことをお勧めします。
今稼げているからといってもそんな不安要素を抱えたままでは禿げてしまいますからね。
とはいえ、形としては完璧なわけです。先も述べましたが在庫も無ければオフィスも借りない。規模によっては人も雇わず済みます。本当にローリスクで効率が良いのです。ですから似たようなビジネスを模索するのが良いかと思います。
同じ様に無在庫でノーオフィス。自宅に居ようが旅行中だろうがネットとPCさえあれば出来るような仕事をコツコツと育てていく。これが将来に生きてきます。焦らず、3年後や5年後に形になっていれば良いのですから。今更なので店舗型ビジネスは避けた方が無難です。(私はレストランの経営もしていますがコロナ禍だとやはりアウトオブコントロールです。)
過去ブログにもその辺について私のお勧めを記載していますので是非ご覧頂ければと思います。
