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小規模レストランの戦略

皆さんこんにちは。フロリダ州オーランド在住のジモッティです!

このブログでは、海外での生活や世界情勢のこと、ビジネスやそのマインド、自分のレストランについてなどを幅広くお届けしています。応援よろしくお願いします。

 

さて、今回はタイトル通り小規模レストランが生き抜いて行くための戦略についてお届けします。

 

私のレストランはフロリダ州のオーランドのすぐ北の街、サンフォードという場所にあります。

ここは本当にド田舎で、ハイウェイで通り過ぎられてしまう様な街なんですね。要はあまり特徴の無いただの田舎なわけです。

 

そんな田舎にある私のレストランですが、今はもう開業して5年目に入りました。

ラーメンなんか食べた事がない、寿司と言ったらスパシーツナロールくらいしか知らない、そもそも日本食なんて食べた事がない、そんな人たちだらけの街です。

 

当然ながら従業員も日本食なんて知りませんし、今までラーメンなんか食べた事無い!という様な人ばかり。日本人の従業員自体がいません。

更に、このレストランは元々バーベキューのお店だったところです。

そこが安くビジネスを売りに出していたので私が買った、そしてそのお店でそのまま日本食を提供し始めた!という無茶な流れでスタートしました。

 

しかも立地そのものが「いわくつき物件」で、この場所で営業をしていたレストランで2年続いたお店は皆無とのこと。

そしてなんとトイレはお店の中には無く、外にあるのです。

それでも5年目に突入しているのですから、なかなか頑張っているのですよ。(笑)

 

さて、肝心の【じゃあ何でウチはこんな無茶な条件にも関わらずちゃんとお店が続いているの?】という点なのですが、それにはやはり幾つかの要因があります。それを挙げてみたいと思います。

  • 自分自身に多少なりとも価値があった。(有名なレストランで働いていた経験があったのが幸いした。)
  • 自分が出したい物からお客さんが求める物にメニューを変えた。(好きなものと売れるものは違う。)
  • 下手にアメリカナイズし過ぎない。(日本人シェフが経営しているという点に価値を持たせる。)
  • 値段を安くしない。(特別な割引はあっても良いのですが、基本的な価格設定は安くしない。)
  • 頑固なシェフであること。(お客さんの要望全てに”Yes”と言ってはならない。自分軸を持つ。)
  • 分かり易いモノを提供する。(田舎で凝ったメニューは逆効果。)
  • 地元のコミュニティー、特にレストランに顔を出す。(認めてもらうためにはシェフ同士の付き合いを持つこと。)
  • SNSでの発信(Facebookページの作成、Instagramでの写真投稿など)

こういう感じでしょうか?

これを読むとおそらく「別に、普通の事じゃない?」と思いませんか?

そうです。ごく普通の事です。普通の事をしっかりやれば良いのです。それをしないから失敗するわけです。

 

ただ、普通の事なのですが、これらを1つずつ掘り下げていくと案外「深い」んですよ。(笑)

その深い部分については出来るだけ年内にでもまとめて一冊の電子ブックにでもしようかと思っているのですが、SNSでの発信などについては過去のブログにも少しだけ書いてありますのでこれらも読んで頂ければと思います。

 

とにかく我々の様な個人店というのは、大手に勝てる部分で言うと「スピード&行動力」だけです。

その他は勝てません。

だから自分から仕掛けていく。そして信頼の構築をコツコツ続ける。すると段々と形になってくるのです。

 

人材、機材、立地、仕入れ価格、広告費、内装、外装、全てにおいて絶対大手には勝てません。

でも選ばれる。そういう存在になりましょう。絶対なれますから!